今、正社員になりたいと毎日就職活動をしている皆さん!その考えは、何処から来たのでしょうか。親?それとも先生?
これから年収を公開します。
どっちにせよ正社員が安泰だっていう時代はとっくの昔に終わっています。なのに、なぜ未だに正社員が良いと思われています。メリットないのにね。
私は山形住まいの現在30代前半で、社会人として10年以上、正社員で勤務して来ました。(一度、転職経験あり)
それで分かった事は、10年間ほとんど無欠勤で真面目に働いても年収は大して上がらなかったということです。役職に就いても《すずめの涙》程度の手当が出る程度でした。
田舎で社会人になる方に、伝えたいことがあります。
給料は上がりません!!
その理由をこれから書いていきますね。
堀江貴文さんもこんな事を言っています。
99%の会社はいらないと聞くと働いている自分もいらなくなるfa-check-square-o
目次
正社員のメリットとデメリット。
まず、正社員のメリットとデメリットについてですが、確かに《正社員や公務員》などの言葉を聞くと、
安定している!
って感じませんか?確かに昔はそうだったのかもしれません。でも今は時代が違います。もう物があり過ぎて作る必要がありません。
特に田舎の中小企業は製造業が多いですから、無駄に作っている可能性が高いです。日本の強みは品質保証だけです。
世界中の国々が発展している中でも、まだ日本はトップクラスの品質です。高度成長期時代に培ったトヨタの生産方式が与えた影響は素晴らしいものでした。
でも、なかなか物価が上がりません。
ということは利益も上がりません。
それが大きな原因でもあります。海外から見れば、コストパフォーマンスの良い国としか思われていない可能性があります。
1つの会社に正社員でいれば安泰の時代ではなくなって来ました。これからは、ダブルワーク、トリプルワークが普通になります。
やりたい事が出来たら忘れない内にやっちゃいましょう(^^)
今、正社員でも20代だったら転職しとかないと稼げませんよ。 https://t.co/FbdK0Yg8Bs #就活 #内定 #新卒— 新拓也(あらた)@トヨタ好きブロガー (@arata_takuya) 2018年3月6日
メリット
・福利厚生
・昇給
・賞与
・保険
・給料保証
デメリット
・社畜になる
・洗脳される
・頑張っても年収がさほど変わらない
・定年後、やることがなくなる可能性が高い
・休みが取りにくい
正社員のメリット、デメリットについては転職サイトfa-check-square-oにて詳しく解説されていますのでご覧ください。
正社員として勤務した10年間の具体的な年収の変化
私は専門学校を卒業後、特にやることもなかったので当時の先生に勧められた製造会社に正社員として入社しました。それからずっと工場勤務です。
あまりの給料の低さにびっくりしないで下さいね。
もう過去のことなので、年収を赤裸々に報告します。
・20歳 専門学校卒業後 製造会社勤務(正社員)
スタート時の基本給は、142,000円でした。当時の年収は200万円いかなかったと記憶しています。何年か勤めて役職手当が就いても驚くほどの安さです。
そして5.6年して50万程度上がったような気がします。ちなみに、私が言うのもなんですが、ほぼ皆勤賞の優等タイプでした。
この時期に気付いたことは、毎年新卒で入社して来る新入社員の基本給が上がっており、先輩社員の私と変わらないくらいの基本給に驚いたのを覚えています。
そして、10年勤務し続けた時の1ヶ月の給料になります。班長の役職と保全委員会という、設備メンテナンスを自社でやる委員会の委員長にも抜擢されました。
入社時の基本給から25,000円の昇給と、役職手当、委員会手当で20,000円。
合計187,000円でした。
あまりの安さから転職を考えるようになり、職場に勤務しながら転職活動をスタートさせました。たまたま自宅から一番近い会社の求人が出ていたので応募してみると、あっさり合格。
まさか採用されるとは思っていなかったので、退職届を書いて受理されて次の会社に入社するまでの期間が全然ありませんでした。
週末まで勤務して週明けから新しい会社に入社するといった、今考えれば後悔する結果になりました。
転職時の年収は?
・30歳 転職→同業種製造業(正社員)
この時の基本給は、187,500円でした。値決めする時に、もっと高くならないか交渉すればよかった。
・33歳 3年後
基本給は206,500円で3年勤めて19,000円の昇給です。かなり上がっているように見えても、現在、新卒採用の基本給は170,000円〜180,000円ですのであまり変わりませんよね。
2017年の年収になります。
少し年収が増えた感じがしませんか?
それも、そのはずです。残業時間がハンパなかった。ブラックに近い勤務体系でした。年収が少々上がっても時間がなくなれば、何の為に生きているのかも忘れてしまう感じがします。
正社員を目指しているあなたへ
ここまで、私の年収を包み隠さずに紹介して来ました。田舎の工場勤務といったらこの程度の年収なんです。2つの会社は、両方とも賞与は年2回で各1ヶ月分ずつ支給されていました。
今後は日本経済の下降期に入ってきますので、中小企業は益々儲からなくなるはずです。バブルの時期の反対の事を私たちが体験するのです。
今の日本の財政からみて、年金なんて貰えるはずがない状態ですから。
未来の新しい仕事は想像も出来ない!私が選ぶ注目の職業ベスト3!fa-check-square-o
今は誰も想像できませんよね?
私は、それに20代前半に気付いて会社に囚われない投資や起業といったような、自分で稼ぐ力を身に付けて来ました。
ある程度、自分で稼ぐ力を身に付けてしまえば会社の給料は、ただの固定給にしか感じません。昇給や昇進なんてどうでもよくなります。
楽に働ければそれで良い。
私が今思うのは、出来るだけ年間休日が多くて残業の少ない福利厚生のしっかりした会社に転職した方が良いということです。
それで、入社してみて周りの人が自分に合っていて働きやすい会社が一番です。
最後に私の行動力を高めるきっかけとなった本を紹介します。私の人生を変えてくれたのは、この本でもあります。
興味のある方は読んでみて下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。この記事が気に入って頂けたらシェアしてもらえると嬉しいです。