新型カムリの評価は?重要な3つのコストダウンを発見しました。

目次

試乗して分かった新型カムリの評価は?

 

2017年7月にトヨタのカムリがフルモデルチェンジして新型に生まれ変わりました。カムリブランドは、日本でも歴史があり、北米でも販売されています。

今回のモデルチェンジで新しくTNGAプラットフォームを採用しました。それによって、さらに注目されています。

新型カムリは、同じTNGA車種のC-HRと同じく、ハイブリッド専用車としてトヨタの全販売チャンネルで購入出来るようになしました。

私は今回、上級グレードのGレザーパッケージ《4,195,800円》を試乗する機会があったので、乗ってみたのですが・・・

そこには、大きなコストダウンがあったのです。

 

4気筒新型ハイブリッドエンジンの走りは最高レベルでした。

新型カムリのエンジンは、A25A-FXSという新型エンジンです。これによってさらに燃費が良くなり、カタログ値でリッター28キロくらいになっています。

実際に車を走らせてみると、低速では不快な音もなくただ静かな車という印象を受けました。

途中、国道へ合流する為に坂道がありアクセルをベタ踏みしましたが、エンジンのレスポンスが良いので、あっという間に100キロは出てしまいます。

安全面でもセーフティーセンスPが装備されていますので、トヨタの最新技術が採用されていました。

トヨタの安全装備、セーフティセンスCとPの違いって何?

評価としては、エンジン音はマイルドで4気筒エンジンと感じさせない車作りをしています。乗り心地もセダン特有の快適さが確保されていました。乗っては最高の車ですね。

 

タイガーアイ調加飾は綺麗な仕上がりで高級感があります。

内装パネルの仕上げが新型カムリで新しく追加されました。一見、木目調に見えるのですが、実際に見ると光沢感と凹凸があり質感が高く見えます。

ヘッドアップディスプレイもレクサスや、トヨタの限られた車種にしか付いていない装備ですので快適に運転出来ます。

さすがトヨタ!内装の評価が高いのも納得ですね。

 

普通の車では考えられない!コストダウンされていた所とは?

 

新型カムリは、ベースグレードでも3,300,000円程度の車です。乗り出し価格は、少なく見積もっても3,500,000円はする高額車でもあります。

売れ筋グレードはGで乗り出し4,000,000円くらいになるでしょう。

この4,000,000円もする車に、ありえないコストダウンを発見しました。しかも、3つです。

 

1.ステアリングの根元がペナペナの素材で覆われているだけ!

私は、これまで数々のトヨタ車を見て来ましたが、この仕上げ方を見たことがありません。手で上に捲ると、中身が見えてしまいます。

運転者から直接見える部分なので、もう少し配慮して欲しいですよね。

何年か経つと劣化して省けやすくなることは間違いありません。トヨタは新車を長く乗らないで欲しいっていう風に方針転換したしたのでしょうか。

あなたもディーラーに新型カムリを見に行った時、営業マンに言って下さいね。

 

2.トランクルーム上の金属が剥き出しになっている!

新型カムリはセダンでありながら長尺物を収納出来るようになりました。まず、トランクを開けて周辺のレバーを引くと後部座席のシートが倒れるようになっています。

私は、セダンで長尺物を乗せる事が出来るようになった事に関心しましたが、トランクの中を覗くと一転・・・。

言うまでもありません。

自分の目で確認すると、

本当にこの車を買っていいのだろうか?

 

と思うかもしれません。それくらい残念な仕上がりです。トヨタに改善を求めくなりますね。

 

3.サイドミラーのカメラの出っ張り隠し!

ブラインドスポットモニター装着者だけかもしれませんが、サイドミラーの下側にカメラの出っ張りのような所があります。(写真では分からないかも。)

そこがゴムパッキンで覆われているだけの作りになっていました。ただ、サイドミラーに埋め込めばいいだけなのに、そこだけ出っ張っている為に気になります。

手で引っ張れば取れるような感じもしました。

 

マイナス要素を利用して値引きを大きくするのもアリ。

 

試乗しただけで色々な良し悪しがある車なのは分かったと思います。それでも欲しい人は悪い所をネタに値引きを増やしてもらえば良いでしょう。

乗っては凄く良い車なので、是非乗ってみて下さい。

値引きに関して大事な所をまとめた記事がありますので、参考にしてみて下さいね。

新車の値引きがどれくらいで買ったらいいか分かる3つの方法!

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