クラウンが新型になり価格はさらに手の届かない所へ!!

ついに新型クラウンが2018年6月にデビューしました。価格が大幅にアップしましたので購入をご検討の方は注意が必要です。

クラウンのモデルチェンジは4年に1回と他の車種の車と比べるとモデルチェンジサイクルが短い車種でもあります。(今まで4年だったのが5年になってしまいました。)

どうして短いのでしょうか?

昔は社長になったらクラウンを買うというのがステータスといったような文化がありました。

でも今では、トヨタの最高級ブランド《レクサス》の登場で、LSに取って変わってしまったような気がします。

それと共に若者の車離れでクラウンの販売台数は下がっていくばかり。

その中での今回のフルモデルチェンジですから、もう5年前のモデルチェンジとは全然違う感じになっています。

クラウンブランドは価値を維持できるのか?

 

もうこれにかかっています。セダンは今の所人気がなく、誰もが欲しい車でなくなりました。新型クラウンになったことで、大幅にブランド価値も変わってくるはずです。

販売台数

2014年 49166台
2015年 44316台
2016年 39813台
2017年 29085台

 

販売台数の推移を見ると、よく毎年販売してるな!!って思いませんか?

クラウンは昔からトヨタの看板車だったはずなのに、ここまで落ちるとは・・・。時代の流れは恐ろしい。

 

結局、若者は買えないから60代前後の人達が買ってくれないと厳しいよね。

 

モデルチェンジで注目される変更点。

 

私が注目する変更点
①アスリート、ロイヤル、マジェスタを廃止してクラウンに!
②多彩なエンジンラインナップ
③スポーティーなGRグレード

 

クラウンブランドが1つに統一。

今までのロイヤルやマジェスタを販売したとしても、物好きな爺さんしか買ってくれないでしょう。どうせ売れないんだから3つもある必要がないです。

でも、これはトヨタとしても苦渋の決断だったはずです。昔は、

 

いつかは、クラウン!!

 

だった車が今では、

 

高いぞ、クラウン!!

 

という感じでしょうか。トヨタは、売れる人に間違いなく売る戦略にシフトしてきました。若者にクラウンと言っても興味ないですしね。

現行型は2018年3月26日付けでオーダーストップとなる。 2018年4月からは各ディーラーに新型モデルの資料配布や勉強会などが実施される。 2018年5月からは新型モデルの各ディーラーでの先行販売がスタートするだろう。

第45回東京モーターショー2017(2017年10月25日(水)~11月5日(日))にて「CROWN Concept」初公開した。 TNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる 新開発のプラットフォームを採用 新型 直列4気筒 2.5リッター直噴エンジン搭載 Dynamic Force Engineを搭載 第2世代の次世代 Toyota Safety Sense P 全車標準搭載する。

 

 

なぜ3つのエンジンにしたのか?

フルモデルチェンジでエンジンが3種類になりました。

①3.5HV
②2.5HV
③2.0ターボ

せっかくクラウンを1つにしたのに、エンジンは3つもあります。HVに関してはカムリのエンジンを改良した物と、レクサスのLSとLCのマルチステージ・ハイブリッドが用いられます。

ターボエンジンは従来の8AR型を出力アップされたものになります。でも、クラウンみたいな車をエンジンで選ぶ人がどれくらいいるでしょうか?

 

GRモデルがどうなるのか?

 

最近、トヨタのGRブランド化が進んでいます。ヴィッツをはじめ、色々な車種にGRグレードが追加されています。通常モデルとは違い足回りが大幅にカスタマイズされています。

GRはメーカーが作り上げたスポーティーモデルの最終形態と呼んでもいいでしょう。

価格に関しては思ったよりも高くなるのが普通です。GRシリーズについての記事もありますのでご覧ください。

 

価格はもちろん値上げ。

 

価格
○ベースグレード 2.5ターボ・・・・460万円
○上級グレード3.5HV・・・718万円
ベースグレードは流れるウィンカーも装備されません。

価格が明らかになりました。

今回のフルモデルチェンジから、オーディオレス設定が出来なくなりメーカーナビが車両本体価格にプラスされる設定です。ベースグレードでも最初から予算が500万円以上ないと買えない車になってしまいました。

実質、20〜30万円の値上げになっています。

 

こんなに値上げして誰が買うのか?
本当にそう思いませんか?
今まで新車を欲しくても買えない人が多いというのに、新車の値段がどんどん高くなれば買えるはずがありません。
中古で安くなってから買えばお得ですよね。
新型クラウンから新しく採用されたコネクテッドサービスとは?がどのように機能するのか注目です。

まとめ

 

世の中SUVブームで、セダンというボディータイプすら知らない世代が出てきています。2018年6月のモデルチェンジでクラウンは進化するはずですが、そこで若者が欲しいと思う車でなければ次のモデルは消滅するでしょう。

トヨタはそれくらい崖っぷちに立っています。新車を買うメリットがなければ買う必要もないので、ますます販売不振になるだけです。そうならない為にも、クラウンに注目しましょう。

同時に発表されたカローラスポーツの記事も書きましたので、興味がある方はご覧ください。

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